2000年に旅行でオークランドへ行ったことから
全ては始まりました。
『夕暮れ時 オークランドからデボンポート行きのフェリーは ゆっくりと走り出した。
私は二階のデッキから海を見ていた。デッキで二人の少女が屈託なくはしゃいでいた。
フェリーがスピードを増すと二人は拍手をして踊りだした。そばで見ている私をも楽しく自由にさせるような力を持っていた。船が桟橋に近づくと彼女たちは階段を駆け下りて出口の一番前にあっという間に並んでいた。船が着くと疾風のごとくトイレに
駆け込み揚々と出てきた。足は、はだしだった。
彼女たちはニュージーランド先住民マオリ族だった。私はいろんなことに
捉われている自分が恥ずかしかった。と同時に周りに左右されることなく自分たちの生き方を貫いている、まさに失う物など何もないと言わんばかりの姿勢に清々しい感銘を受けた。』
この時から 父の時代より50年余り続けてきた陶器卸問屋ではなく 背負う物を無くし・守る物を無くし 自分が良いと自信を持って言える物だけを作っていこうと
決意し自社オリジナルに切り替える事になるのですが
その時の気持ちを忘れない為にブランド名を『 MAORI 』と致しました。
ニュージーランドといえばマヌカハニー。
マヌカハニーは抗菌性にも優れた蜂蜜なのですが
薬っぽい味と香りの為引菓子の様なソーシャルギフトには不向きと思い キャラメルのようにスムーズな
味と香りのラタハニーを混ぜる事にしました。こうして体にも良くて美味しい マオリハニーが出来上がり
ました。足掛け5年3回の訪問の末に可能となった力作です。そして最大の特徴はオーガニックハニーであること!
環境先進国ニュージーランドにおいてもオーガニックの蜂蜜はとても貴重です。
バイオダイナミック農法(シュタイナー農法)の畑で
ルバーブのジャムをやりたかったのですが 量とコストの問題から断念しました。
全ての思いが具現化している訳でもありません。
オークランドからデボンポートに向かうフェリー乗り場です。
2,000年当時から比べるとオークランドは大変貌を遂げています。
が
デボンポートは昔のままの佇まい。
クライストチャーチのミャンマー料理店
THE BODHI TREE
今 流行のティーサラダですが この店のは最高。
『 untouched world 』地球と人間の健全な関係を提案する素敵なニュージーランド企業
企業理念に刺激を受けた会社です。
マオリカイトがシンボル
ラテにもマオリカイトが、